想い

奇跡の証人

今朝、6時すぎに子どもが無事に帰ってきました。

朝ごはんを食べようとしていたら
主人が「車の音がする」と言い
窓の外を見にいくとヘッドライトの灯が見えました。

帰ってきたんだと思った瞬間、
想いが溢れ涙が止まらなくなりました。

奇跡の証人になった瞬間でした。

車を買った。

言葉にするとたったこれだけのことなのですが
そこには長く深い彼のストーリー、私のストーリー
そして、家族やその周りにいる多くの存在のストーリーがありました。

人生は選択の連続だと言いますが
まさにそうだと思います。

彼がしてきた選択のひとつひとつが
彼が望んでいた現実を創り出したのだと目の当たりにした時
私は自分の深いところで
「本当に欲しいものは手に入らない」
と思っていることに気がつきました。

ちいさいなっちゃんはずっと母の愛が欲しかったのです。
母に愛がなかったわけではなかったし
むしろ母は私を深く愛してくれていました。

でもその当時の私が欲しいというか私がわかる形の愛ではなかった。

最近はそれもわかりつつはあったけれど
そういうことなんだなと改めて思いました。

奇跡の証人になったことで
私はまた新たなことに気づくことができました。

昨日の夜の時点では8時か9時くらいに帰宅予定だと
言っていましたが、出勤前の親父に車を見せたいからと
途中から高速に乗り急いで帰ってきたようです。

子どもに負けないくらい車好きの主人は
うれしそうに車の写真を撮って出勤していきました。

そして、子どもは「今日はオフにしておいてよかった」と
言いながら自分の部屋に休みにいきました。

自分を誤魔化すように馬車馬のように予定を入れて
自分を痛めつけていたあの頃とは全く変わった様子に
私は彼の成長の速さに改めて感動しました。

最初の車は冷戦中で1度も乗らずに廃車になってしまったので
今度こそドライブに連れて行ってもらおうと思います。