日常

当たり前になったぜいたくな日

今日は旅行前なので白髪染めをしてもらいに美容院に行ってきました。

髪が短かった頃は2〜3ヶ月に1度は美容院に通っていました。
それが10年くらい前から髪が長くなり、美容院にほとんど行かなくなった時期がありました。

歳を重ねてだんだん白髪が多くなり最初は自分で染めていましたが
3年前義母が病気になってから髪を染める気力もなくなり
ほっといたら自分が老け込んでしまいそれに衝撃を受けました。

そこから今の美容院に月に1度通うようになりました。
伸びてきた髪が白くなるのでそこだけリタッチしてもらいます。

シャンプーをしてもらう時が本当に気持ちよくて
いつも人に頭を洗ってもらうって最高だな〜と思うのです。

以前は自分でやればそんなにお金かからないのに
もったいないな・・・と思っていました。

でも月に1度自分の髪のために
自分のリラックスのために美容院に通う。

これは私が自分のために
自分を大切に扱うと決めて始めた大きな第1歩でした。

ぜいたくだなと思うことを自分のためにできるようになったこと。

あのときはとても勇気のいる決断だったけれど
もう勇気を出さなくても当たり前に美容院に行ける自分になれたこと。

それは当たり前の習慣になったけれど、私にとってはとてもぜいたくなことで
いつもその瞬間をありがたいなと思うことができる。

10年くらい前は周りばかりに意識が行っていて
「自分を大切にするってどういうこと?」と思っていた私が
少しずつ少しずつ自分を大切にすることを学んできて
ようやく踏み出したことだったなと
頭を洗ってもらいながら思い出していました。

そしてなぜだか頭を洗ってもらう間中、私が頭をあげたり動かしたりするたびに
美容師さんに「ありがとうございます!」と言われまくるという素敵な出来事が。

最後に髪がつやつやになる美容液とドライヤーで
さらさらつやつや黒髪になって
美容師さんにほめられてご満悦で帰ってきました。

ひとつひとつの瞬間がとても愛おしく幸せに感じられる。
今日も本当にありがたいなと思う1日でした。