日常

幸せな時間

今日、朝ごはんを食べ終わって
ぼーっとしていたら
子どもが起きてきて
「整骨院に一緒に行く?」
と聞いてきました。

「ん?」と聞き返したら
「車に乗りたいかなと思って」と。

私は何も伝えていないのに
ドライブに連れてってもらいたいという願いが
いきなり叶いました。

「あと5分で出るから」と言われ
慌てて着替えて準備をしました。

乗り込んだ車は
もうすっかり彼仕様になっていました。

「親父の前の車に比べて乗り心地はどう?」
と聞かれました。

主人は若い頃スポーツカーに乗っていて
それはかなり乗り心地が悪い車でした。

「あの車に比べると乗り心地はいいよ」
と言ったら、彼はなんかうれしそうでした。

カーステレオからは
Mrs. GREEN APPLEのケセラセラが流れていて
彼が口ずさむのを聞きながら
キラキラと降り注ぐ朝の光に
私は包まれていました。

ただ車に乗っているだけなのに
私はこんなにも幸せだと
溢れそうになる涙を
必死でこらえました。

苦しみから逃れるために
すべての感情を押し殺し
自分が何を感じているのかすら
わからずにいた私が
ほんの小さなことに
こんなにもよろこびと幸せを
感じられるようになったなんてと
改めて思う瞬間でした。